九条の会さいたま呼びかけ人プロフィール | 九条の会・さいたま

九条の会さいたま呼びかけ人プロフィール

呼びかけ人プロフィール

魚沼 昭  (ジャーナリスト) 

1951年、熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業後、共同通信社に入社。司法記者として、主に東京地検特捜部、リクルート事件の取材にあたる。在職中に、大本営参謀・瀬島龍三の戦中・戦後を描いた『沈黙のファイル』(共著、新潮文庫)、著す。96年・退職後、フリージャーナリストとして政官業の実力者に肉薄し、その人物像を描きながら現代史の深部、暗部をえぐり出す仕事を続ける。著書に、『野中広務 差別と権力』、『渡邊恒雄 メディアと権力』、『特捜検察』など。浦和区。

大田 堯  (教育学者) 

1918年生まれ。東京大学名誉教授、都留文科大学名誉教授、日本子どもを守る会名誉会長。さいたま市の自宅で教師や父母との学集会サークルを始めて50年。故郷の広島県で「ほんごう図書館」を開設・運営にかかわる。主な著書に、『教育とは何か』(岩波新書)、『なぜ学校に行くのかー子どもと教育』(岩波新書)、『生命のきずな』(偕成社)、最近では『わたしたちの教育基本法』(埼玉新聞社ブックレット)。緑区。

高橋 哲哉 (哲学者)

1956年生まれ。東京大学院総合文化研究科教授。歴史問題、憲法問題、教育問題、靖国問題など、国家主義に対峙し、発言し続ける哲学者。戦時体制に抗する思想的、文化的拠点としてNPO「前夜」を立ち上げ、代表理事として活動中。『教育と国家』(講談社・現代新書)、『「心」と戦争』(唱文社)、『戦後責任論』(講談社)、『歴史/修正主義』(岩波書店)『平和と平等をあきらめない』(斉藤貴男との共著、唱文社)、『物語の廃墟からー高橋哲哉対談・時評集』など、著書多数。南区。

中山 福二 (弁護士)

埼玉弁護士会会長。桶川ストーカー事件国賠訴訟や所沢高校教諭への不当処分撤回等、多数の裁判、人権問題に関わる。平和、教育、福祉問題については積極的に発信。2004年5月に自衛隊のイラクからの撤退を求める弁護士会長声明、12月には延長反対声明を出している。浦和区。

野村 路子 (作家)

ノンフィクション作家.アウシュビッツで殺された子どもたちが遺した絵や詩を日本に紹介、さまざまな著書を発表。ホロコーストの事実を伝える仕事をライフワークとしている。『テレジンの小さな画家たち』(偕成社)、産経児童出版文化賞・大賞受賞、『15000人のアンネフランク』など著書多数。北区。

肥田舜太郎 (医師)

1917年・広島生まれ。1945年・広島で軍医として働いていた時に被爆。被爆者医療を取り組みながらその経験を通して核兵器の非人道性、低線量被爆の恐ろしさを伝えるために世界各国をめぐり、高校生をはじめとする幅広い層に核廃絶を訴える運動に取り組む。現在、日本被団協被爆者中央相談所理事長。著書に『広島の消えた日』、『広島を生きのびて』。浦和区。

矢澤 澄子 (社会学者)

国際女性の地位協会理事、東京女子大学文理学教授・女性学研究所所長、さいたま市男女共同参画推進協議会会長。著書:『都市環境と子育て』(共著 勁草書房)など多数。「さいたま市男女共同参画推進協議会」では、「さいたま市発の男女平等ルール」として、日本国憲法、女性差別撤廃条約、男女共同参画社会基本法などの理念を踏まえて条例を制定する旨、提言書をまとめている(02年5月)。浦和区。

山本おさむ (まんが家)

ビックコミックに「天上の弦」を連載中。世界最高峰のバイオリン製作家、陳昌鉉の生涯を描いた「天上の弦」は現在、単行本第4巻を販売中。陳さんは昨年11月にフジテレビ開局45周年ドラマにもなった。代表作に「どんぐりの家」「はるかなる甲子園」など。浦和区。